更新日:2005-06-07
作成者:坂口修一 (SAKAGUTI Syuiti)
連絡先:sakaguti@yamaguchi-u.ac.jp

pLaTeX 関連の覚え書き


多段組

◇段組間隔の調整

\columnsep で調節する。例えば段組み間隔を 10 mm にするならば次のように書く。

\setlength{\columnsep}{10mm}

◇概要のみを一段組にする

本文は二段組み,概要は一段組にしたい場合は,abstract 環境の後で multicols を使えばよい。

%% 概要は1段組,本文は2段組 (pLaTeX2e)
\documentclass[a4j]{jarticle}
\usepackage{multicol}
\begin{document}

\begin{abstract}
勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。
勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。
勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。
\end{abstract}
\begin{multicols}{2}
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
\end{multicols}

\end{document}

◇多段組みの中に,一段組の式・図・表を入れる

二段組みの中に,一段組の式・図・表を入れるには,その前後で multicols を使えばよい。

%% 基本的に2段組,部分的に1段組 (pLaTeX2e)
\documentclass[a4j]{jarticle}
\usepackage{multicol}
\begin{document}

% 2段組
\begin{multicols}{2}
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
\end{multicols}

% 1段組
勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。
勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。
勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。勉強しないで遊んでばかりでは馬鹿になる。

% 2段組
\begin{multicols}{2}
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。勉強ばかりしていて遊ばないと馬鹿になる。
\end{multicols}

\end{document}

◇図・表の二段組

一段組の本文に二段組みの図・表を入れるには,次の方法を用いる。

\newlength{\minitwocolumn}
\setlength{\minitwocolumn}{0.4\textwidth}
\addtolength{\minitwocolumn}{0.3\columnsep}
\begin{figure}[h]
  \begin{tabular}{c c}
    \begin{minipage}{\minitwocolumn}
      \begin{center}
        \epsfile{file=picture1.ps}
        \caption{fig1}
        \label{fig:1}
      \end{center}
    \end{minipage}
&
    \begin{minipage}{\minitwocolumn}
      \begin{center}
        \epsfile{file=picture2.ps}
        \caption{fig2}
        \label{fig:2}
      \end{center}
    \end{minipage}
  \end{tabular}
\end{figure}

図と表

◇図の番号を出すのは figure 環境中の caption 命令である

figure 環境中に複数の caption 命令がある場合はそれぞれについて図の番号とキャプションが表示される。

◇図の縦横比保ったまま大きさを変更する

graphicxパッケージを使ってepsファイルを表示するとき,図のサイズ指定のオプションに clip を含める。


目次,相互参照と文献参照(BibTeXに関するものも含む)

◇目次の深さ

section までにするか subsection まで載せるなど,目次のレベルの深さは tocdepth で決まる。この tocdepth を 1 にした場合は,一番上のレベルの目次までが出る。目次のレベルを深くしたければ,2 なりそれ以上にすればよい。変更するには,プリアンブルに次のように書く。

\setcounter{tocdepth}{1}

◇ラベル名の規則

ラベル名だけを見ても普通はそれが数式なのか図表なのかはが分からない。 その区別を明瞭にする為に,筆者は次の規則に従ってラベル名をつけることにしている。

◇論文に付ける引用名の規則

筆者は次の規則に従って .bib ファイル中のエントリにラベル名をつけることにしている。

{first author}_{journal}_{vol}_{page}_{year}_{comment}

◇BiBTeXデータベース(*.bib)を書くときの注意

*.bib ファイルにはメールアドレスを書き込んではならない。書き込むと「@」の部分でエラーを起こす。@article などの予約語と勘違いされるのだろう。 コメントは@comment{}で書き込むことができる。

◇ *.bib 内の重複レコードの捜し方

UNIX user で grep が使えるならば,次の様にするとよい。

grep @article ./a.bib | sort | uniq -c | grep -v '1 @'